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冬の匂い

今日、とうとう灯油を買ってきて、ファンヒーターつけました。
ボッと音がして、灯油の匂いがぷ~ん・・・。

「冬が来るなー」って気持ちになります。
結構こういうのって好きなんですよね。季節感をそういうので感じるのって、嫌いじゃないです。

今住んでるところは別として、昔は「冬が来る」っていうと、ホントにワクワクしました。子供にとっては、クリスマスがくるし、正月がくるし、色々イベントが控えてて、ホントに楽しかったです。
私の場合は、それに付け加えて、誕生日が来るというのもありましたし。

冬が来るのが、結構楽しみでした。

冬を感じるのは、灯油の匂いと並んで、テレビで風邪薬とか、シチューのCMを見た時です。
CMに出てくる人たちは、セーターとかマフラーとか着てて、CMもだいたい暖色系の色遣い。
「外は寒いけど、家の中は暖かい冬」というイメージが、なんだか落ち着けたのかもしれません。


もう今年も残り二ヶ月。
早いものですね。
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おーるめん、ふぁいとぉ~っ!!!

最近、映画の話題が多くなってますが、それだけ、昔観た映画を見返す機会が多いのです。
映画を観た頃の気分を思い出せるからというのが大きいですが・・・。

中でも、青春を描く映画は、なかなか心にしみいる物があります。

「がんばっていきまっしょい」は、かなり秀逸な一本ではないでしょうか。
ちょろっと前にドラマでもやりましたが、映画の出来には遠く及ばなかったのではと、私は思います。

それくらいに映画は良くできてました。

ボートにかける青春の話。
と言えば、簡単ですが、もっと味わいのある作品となっています。かといって、複雑な話では決してありません。むしろ、リアルにあり得る青春の姿を、丁寧に描いています。

「がんばっていきまっしょい」の主人公「悦ネエ」は、ボートをやりたいという思いは持っているものの、それは「猛烈な」熱意ではありません。出会った人に「ボートやれへん?」って言ってみたりはしますが。
このあたりは、「ボートしかありえない」みたいなキャラだったテレビ版とは、多少雰囲気が違います。演じる役者のキャラの違いも大きいんでしょうが。
集まったメンバーは、やる気も考え方も色々。
誘われたから。新人戦まで。
そんな流れでボートを始める五人。
でも、それなりに頑張るわけです。あくまで「それなり」。それは、リアルな青春の姿です。

そんなに大それた事は考えてなくて、場当たり的。その場その場で頑張って、楽しんで・・・。気まぐれで、移り気。

何かをしなければ・・・、何もしなければ受験だけで終わってしまうという焦燥感や、二度と戻ってこないという儚さが、青春の輝きなのだと思います。
それは誰しもが、なにかしら持っている感情なのでしょう。

ぶっちゃけて言うと、ボートじゃなくても、何でも良いはずなんです。悦ネエ以外の四人はもちろん、悦ネエ自身も。


例えば、違う映画の話になりますが、北野武の映画に「あの夏、いちばん静かな海」という映画があります。
主人公は聾唖者で、サーフィンを始めます。
彼は、絶対サーフィンをしたいという熱意を持ってサーフィンを始めたわけではありません。
海を眺めていた彼は、折れたサーフボードを拾います。
それがきっかけでした。

青春、というか、人生というものは、案外そんな偶然が大きく左右するものなのでしょう。
「縁」と言ってしまっても良いですね。

人は、周りの流れに飲まれて生きることの方が多いのかもしれません。
そうした流れの中で、もがき頑張り、そして輝く青春の姿が、「がんばっていきまっしょい」にはあります。
それは、「さわやか」というだけではありません。やる気があっても、たとえ行きがかりだとしても、どちらにしろちょっぴりだけど頑張ってみる。そういう青春の姿は、リアルだし、自分の中の不可視の部分を揺さぶる力を持っています。


《今日の名演》
「いきまっしょい」の中で出色なのが、白竜。
背中で語る名演は、本当に素晴らしい。不器用な、でもかっこいい父親です。


「炭鉱物」

ブログの記事を観て、「フラガール」を観てきました。と言っても昨日の話ですが。

非常に良かったです。上映中二回ほど泣きました。

私は、炭鉱の街が舞台となっている映画を、勝手に「炭鉱物」と呼んでいます。
私は、めっぽうこれに弱いのです。

という話をすると、大抵笑われます。
でも、一応それなりにまじめな理由はあるのです。あまり説明するのは上手くないですが。

炭鉱のある街は、人々の生活や街の盛衰のほとんどが炭鉱に依存しています。
炭鉱が栄えることは、すなわち街の繁栄、生活の充実。
逆も又然り。
映画になるのは、主に後者の方です。
炭鉱で働くのは、生きていくため、生活していくためです。しかし、炭鉱で働いても、生きていけないという問題がやがてやってきます。
炭鉱が、生活のすべてである以上、炭鉱の存亡は、その街に生きる人々の人生に直結します。

こうした「かたち」、炭鉱とその街に生きる人々という関係は、親と子の関係に似ているのかなと思います。私個人的な思いこみですが、「家族」のメタファーとして、炭鉱の街は非常に有効なのかなと思います。

だからこそ、観るものに訴えかける説得力を持ち得るのだと、個人的には思います。単なる空想の出来事ではなく、その世界観が観るものにとって「身につまされる」ものとして、受け止められのではないかと思います。
少なくとも、私の場合はそうなのだと思います。

なにはともあれ、「フラガール」を観ながら、今の生活を考えると、松雪泰子にスゲー感情移入してしまいました。

名馬物語

こないだの日曜日に、東京に行く用事があったので、府中へ。
非常に楽しい時間を過ごすことができました。
実は東京競馬場に行くのは初めてだったりしたので、新鮮でもあり、久々に大切な先輩と会えたりで、非常に有意義なのでした。

思えば、この府中で「トウカイテイオーはダービーやら、ジャパンカップを勝ったんだなー」なんて、感慨深くなってしまったり。。。

というわけで、今日はウチのビデオライブラリーで眠っていた、「名馬物語」(テレビでやってたのをせっせと録画したのを)を見返してみましたー。

やっぱり、サラブレッドが走る姿というのは、かっこいいですね。
で、ココで話題にしたいのは、私が最も愛しているサラブレッドである、トウカイテイオーです。

今でこそ、「空を飛ぶ馬」と言えば、ディープインパクトになっていますが、正直、飛びの大きさでは、トウカイテイオーのほうが上です。多分、絶対!!!




テイオーは、危うい強さを持った競走馬でした。
そして、「奇跡」を何度も起こしたサラブレッドでした。

父親は、あまりの強さに「サイボーグのようだ」とまで言われた「皇帝」シンボリルドルフ。走るフォームは美しく、姿も端正な三白流星。デビューした当初のトウカイテイオーは、まるっきりの「おぼっちゃま」。

しかし、テイオーが順調だったのは、無敗のまま圧勝したダービーまででした。
ダービーのレース中、左後足を骨折。その後もたびたび骨折を繰り返しました。
度重なる骨折の中、休養を余儀なくされると、「早く引退して種牡馬にしたほうが良いのではないか」という話が、内村オーナーのもとにはあちこちから届いたそうです。それでも、テイオーと周りのスタッフたちは、競走生活を続行させることにこだわり続けました。

現役への執念が残した結果は、決して良い物ばかりではありません。現に惨敗することもありました。しかし、ファンは強いテイオーの姿が戻ってくることを信じ、テイオーも、それに応えました。


結果的にテイオーのラストランとなった第38回有馬記念。
前年の有馬記念以来、実に364日ぶりのレース。競馬の常識からすれば、勝つはずはありませんでした。
奇しくも本場馬入場の時に解説の大川慶次郎は、「トウカイテイオーは、本当に気持よさそうに入ってきましたねー」と言いました。でも、「勝ち負けになるかは別として・・・」というようなことも付け加えて言っていました。競馬の神様ですら、一年ぶりに出てきた馬がいきなりグランプリを勝つなどということは想像だにしていなかったわけです。状態がいくら良く見えたとしても。それくらい、ありえない事だったのです。

テイオーが1着でゴールした時、フジの実況の堺アナは「奇跡の復活」と叫びました。

テイオーは「骨折からの復活」という奇跡は、何度も起こしましたが、有馬記念の勝利を奇跡だとは、実は私は思いません。
実際、テイオーの勝ち時計は、当時のレコードタイムにコンマ3秒と迫る優秀なものでしたし、好位から抜け出し直線で前を行く馬をねじ伏せるという展開は、まさにテイオーの競馬そのものでした。
あの日あの時、テイオーが日本で最強のサラブレッドだったからこそ、なしえた勝利だったと思います。それは、フロックでも何でもありません。

レース後、テイオーの現役続行が決定。
しかし、その後骨折。三度の骨折から復活を果たしたテイオーでしたが、結局四度目の奇跡は、起こりませんでした。




テイオーが、なぜこれほどまでにファンを惹きつけてやまないのか。
もちろん彼自身の肉体的な強さも、その理由の一つでしょう。

しかしそれだけでは、もちろんありません。
当初は、ただの「おぼっちゃま」でしかなかった競走馬。しかし、本当の彼は、不屈の闘志で何度も逆境から這い上がるファイターでした。
そしてテイオーは、度重なるアクシデントの中で、周りの人々に支えられながら走り続けたサラブレッドでした。
「テイオーを、なんとかターフに戻ってこさせたい」「どうかもう一度、強いテイオーを甦らせたい」という、関係者の執念と、たゆまぬ努力、そして、それに見事に応え立ち直ったテイオーの頑張りが、胸を打つのでしょう。

まさに「名馬物語」のナレーションにあるように、自分を支えてくれた、そして、自分を最後の最後まで信じてくれた人々に、勝つことで報いてくれたからこそ、彼はいつまでもファンの心の中で走り続けるヒーローになり得たのだと思います。



V・A・C・A・T・I・O・N

20061025214243
今日はお休みを取って、温泉に行ってきました~☆
最近休みを取るといっても、調査のためだったり、冠婚葬祭のためだったりしたもので、ホントに遊びにいくためにお休み取ったのは久しぶりです。

今日行ったのは、「秘湯」みたいな所でした。
人里からはかなり離れた県境付近にあって、道中もかなりの難所続き。
でも、そういう山奥なのに、対向車が結構いたりして。それなりに「何がなんでも行くぞっ!」という意気込みがないと、なかなか行けなさそうでしたが、そういう意気込みを持ってる人が、今の日本には多いみたいです。
日本人は、ホントに温泉好きですねー。

露天風呂は崖みたいなところにあって、お湯は白いけれど、案外さらりとしてました。
ぷ~んと硫黄の匂いも。やっぱり温泉はこうでないと、ダメですな。
多少ぬるめでしたけど、長くゆっくりつかれるので、私には良かったです(〃^ー^〃)

かなり「不便」な場所ではありましたが、だからこそ非日常感があって良いのでしょう。
ホントに、良いリフレッシュになりました。

明日仕事じゃなければいいのになぁ~…(^_^;)

「差別」の作られ方

差別を生み出すのは、何でしょう。

簡単には答えが見つかりそうにありません。
簡単にわかれば、とっくに解決している問題なんでしょうから。

では、差別を助長するのは何でしょう。

これも難しい問題です。

ただ、どちらも色々な原因は考えられるわけで、その一つ一つをあげていくことはできそうです。



実は、今日は、「差別はこうしてひろがっていく」という現場を目にしました。といっても、当人にとっては、何気ない日常だったのだと思います。私はその場に居合わせて、非常に不愉快な思いをしました。

それは、ニュースを見ながらの日常のヨタ話でした。
被差別部落についての話が、私の周りの方々で展開されたわけですが、その話のほとんどは、「誰それから、~と聞いた」とか、「~らしい」とか、「~なはずだ」とかいう、不確か極まりない話ばかり。そして、その会話の中では、それがあたかも事実であるかのようにつながっていきます。
非常に恐ろしい思いがしました。「デマはこうして広がっていくのだ」と。

不確かな情報をしゃべる当人の、何の根拠もない自信。話を合わせるための小さなウソ。自らの地域を正当化させるための、他地域への安直な批判。単純な二元論による紋切り型の決めつけ。。。




私は、被差別部落が周りにわんさかある地域で育ちました。
私が、大学での専攻を決めるきっかけとなったのは、被差別部落の問題でした。だから、卒論でも、関連するような内容のことを拙いながらも勉強しました。

それでも、被差別部落と差別の実態について、はっきりこうだと言い切れる自信はありません。「よくわからない」というのが正直なところです。



今住んでいる地域は、近畿地方などにみられるような部落差別というようなものが、一応「無い」とされている地域です。あくまで「一応」。。。
部落差別の実態について、私よりもわかってない人の方が、多いはずだと思います。
そうした、無知な方々が作る情報によって、誤った情報が再生産され、結論にあるのは、「自分の地域には部落差別なんて無いから大丈夫」という、愚かな安心感です。
自らが、すでに差別の加害者になっていることに気づきもしないで、良くもまぁぬけぬけとそんなこと言えるなぁーと、非常に腹が立つのを通り越して、哀れに思えます。



無知が差別を作り出すという側面は、案外軽視できないファクターなのでしょう。
極めて不愉快な気分にはなりましたが、勉強にもなった一日でした。






重慶森林

もう12年前になるんですね、この映画。一回り前って事ですか。

「重慶森林」は中国語のタイトル。
英題は、「ChungkingExpress」
そして、邦題は「恋する惑星」です。

少し前までは、ときめいていたウォンカーウァイの監督作品。
一時は、「香港版ヌーベルバーグ」とまで言われてました。要するにゴダールと比定されていた時期もあったわけです。

「今すぐ抱きしめたい」「欲望の翼」「天使の涙」「東邪西毒」などなど、色々撮ってる監督さんですが、まちがいなくこの「恋する惑星」が最高傑作ではないかと思います。少なくとも、私は一番好きですね。

ストーリーはあって無いようなもの。脚本は撮影当日演者に渡されることはしょっちゅうだったそうです。
場当たり的に撮る監督。香港的と言えば、そうですが。

この頃のウォンカーウァイは、そういう直感的な感覚がもっとも鋭敏だった時期なのではないでしょうか。印象に残るようなカット、台詞が、「恋する惑星」には多いような気がします。

特に、トニーレオンが本当に良い!!!(なんか、おすぎみたいになってしまいそうですが・・・)。そして、フェイウォンが、また良い!!
この頃のフェイウォンは、めちゃめちゃ好きでした。とにかく雰囲気が良かった・・・。といっても、もう、12年も前の話になりますけど。


色々、奇跡のような巡り合わせが重なって、良い意味で「適当に」撮っても良い映画が出来るという結果になったわけですが、そういう結果を導いた最大の功労者は、監督でもなく、役者でもなく、実はカメラのクリストファードイルなのではないかと思います。

この方は、普段はただのアル中ですが、ウォンカーウァイの御用カメラマンみたいな人です。独特のカメラワークが、フルに発揮されているのが「恋する惑星」であったり、「天使の涙」だったりします。

うーん、今観ても、「恋する惑星」は、新鮮で、スタイリッシュです。




ちなみに、今もっとも悲しいのは、こういう映画の話をできる人がいないことですねー。

I Girasoli

ウチにある映画のビデオが、物によっては音のレベルが極端に下がってしまっている物もあったりして、暇を見てチェックしている今日この頃。
結構生き残りが少なくて、「ビデオって簡単に劣化するもんだなー」なんて思ってたんですが、その少ない生き残りの中の一本に「ひまわり」がありました。
主題歌聞きたくなって観ちゃいました。
で、最後まで観ちゃいました。。。

今さら語る必要もない名作中の名作ですが、やっぱり良いですねー。昔観た時より良いと思いました。ま、内容が内容ですから、当然ですけど。

簡単に言いすぎてしまうと「悲しいメロドラマ」ということになってしまいますが、そんなに安っぽい物では決してありません。

どうしようもない切なさが、やつれたソフィアローレンとマルチェロマストロヤンニの演技、と言うよりは、体全体から溢れ出る感じが何とも言えません。

ほんとに、どうしようもない、戻れない、もうどん詰まりみたいな状況と、戦没者が眠る大地に凛として咲き誇るひまわり。
音楽とも相まって、非常に印象的です。こういうのが「映画」なんでしょうね。


秋の、安芸の宮島

20061015174902
友人の結婚式で、日本三景の一つ「安芸の宮島」へ行ってきました。というわけで、帰りの新幹線の中でコレを書いてたりします。

かなりゴージャスな結婚式でした。ド派手という意味ではなく、場所とかやることとか。
式の会場は厳島神社で、しかも舞楽までやってましたし、結婚式のために。

とにもかくにも、「昔風」な感じの結婚式も良いなぁと思いました。

あと、出席者の中に、職場の上司の方々がいらっしゃらなかったのも、楽しい式、披露宴になった理由かなと思いました。
前にも一度書きましたが、職場の参加者が多過ぎて内輪ネタで盛り上がられるのは、あまり心地よいものではありません。
職場結婚とかなんかだと、どうしても仕方ないところはあるんでしょうけどね…。

それにしても、荷物が重い…(>Д<)

競馬をつまらなくしているのは誰だ?

非常に残念なニュースが今日ありました。
「ディープインパクト年内で引退」というニュースです。
非常に残念です。と同時に、ディープインパクトのオーナーの今回の決断には、失望しました。

以下、ディープインパクト引退に関する池江調教師の記者会見の内容を見てみましょう(ラジオNIKKEIのサイトから引用)。



《●●ディープインパクトの引退に関して、池江泰郎調教師の記者会見でのコメント●●》

午後3時7分、東京競馬場の事務所2階大会議室に池江泰郎調教師が入場。いつもどおりの穏やかな表情だったが、言葉の端々に残念さもにじませた。会見でのコメントは以下の通り。

「ディープインパクトは着地検疫のために東京競馬場に入りまして、きょう、朝の調教後にオーナーと連絡をとっていたところ、『ディープインパクトを今年限りで引退させ、来年からは種牡馬になることが決まった』という報告を受けました。私も驚き、ショックを受けました。

いずれはディープも種牡馬となるというのは覚悟していましたが、突然の報告でなんだか寂しいという気持ちが先にきました。凱旋門賞が終わって、まだ気持ちがさめないうちにそのような報告を受けまして、寂しいという思いをしています」

(以下、報道陣との一問一答)
――51億円のシンジケートに関して
「細かいことはまだ聞いていません。ただ51億円でシンジケートが組まれたという報告を聞いただけです」

(中略)

――これまでオーナーと、種牡馬入りなどの話し合いは
「なかったですね。オーナーが決断されたようです。私は競馬場でディープを競走に出すことに全力を尽くしてきましたので、それ以上のことは聞いておりません」

――凱旋門賞へのリベンジ、という考えは
「私自身は再挑戦したいという気持ちはありました。しかし、ディープに限らず、次にそのような可能性のある馬がでてくればもう一度挑戦したいという気持ちでいましたから。ディープは早かれ遅かれ種牡馬になるだろうから、ディープで、というよりも自分自身の中で、という意味です。もちろんディープでも再挑戦したい気持ちもありました」

(中略)

――ファンに向けてのメッセージを
「これまでいろんな馬でたくさんの応援を頂きましたが、ディープには今までとはまた違った形での応援を頂きました。子供からお年寄りまで、競馬を知らない人から『競馬に興味を持った』とか『ディープの頑張る姿に励まされた』など…。ある種のスポーツ感覚で応援してくれていたように思います。




一方の意見なので、確実に真実に近いかどうかは言い切れないところがありますが、オーナーと調教師の立場の強弱から見るに、上記の池江師の言葉は、おそらくある程度信頼性があるのではないかと思われます。

引退がオーナーから一方的に通告されたことも、おそらく事実でしょう。
池江師は、さぞ無念であったと思います。
もともと、池江師はメジロマックイーンや、ステイゴールド、トゥザヴィクトリーを管理していた方で、競走馬を無事に長く活躍させる調教師です。
ディープインパクトも、今まで怪我らしい怪我をせず、無事に今に至っています。

無事に走ることのできる状態にある実力馬をさっさと引退させるのは、レースで速さを競うという競馬の本質からすると、まさに本末転倒です。



実力馬の早期引退の理由は、言うまでもなくお金です。
種牡馬としての価値は、「勝った数の多さ」よりも、「負け数の少なさ」で上昇します。つまり、10戦5勝の馬よりも、3戦3勝の馬の方が、種付け料及び種付け数が増加する事の方が多いのです。
極端な話、確かな血統を持った馬の場合、0戦0勝の馬が種牡馬として人気を博することがあります。

ディープインパクトの場合、既に十分な成績を残していますから、種牡馬としての価値のみを考えれば、絶対勝つという保証のないレースに出すのは、ナンセンスということになります。
善し悪しは別として、オーナーとしては、ビジネスライクに判断し、その結果、ディープインパクトの引退を決めたのでしょう。
そうしたビジネスとして競馬のとらえ方自体に大いに問題があるとも思いますが、それはこの際言及しません。

大事なのは、池江師が語っているように「子供からお年寄りまで、競馬を知らない人から『競馬に興味を持った』とか『ディープの頑張る姿に励まされた』など…。ある種のスポーツ感覚で応援してくれていたように思います。」という点です。
先日の凱旋門賞の視聴率など見てもわかるように、ディープインパクトが競馬人気、ひいては日本の馬事文化に多大な貢献を果たしている事は明らかです。
これは、大金をかけて宣伝したからとか、大金をかけて設備投資をしたからとかで、補うことが出来るようなことではありません。大金を払えば同じような強い馬ができるわけでもありません。

裾野を広げるということは、実はすごく難しいことです。それは長期的に考えた場合、また中央競馬会のみならず、地方競馬をもその射程において考えた場合、大変意味のあることだと言えます。
つまり、大局的に見れば、目の前の大金などというのは端金に過ぎません。



競馬を盛り上げるのは、大金や、人間ではありません。
一頭のサラブレッドなのです。


目の前にぶら下がったニンジンを目当てに、拙速な決断を下したオーナーが、今回の引退によって、「儲かった」と思っていたとしたら、極めて愚かであると言わざるを得ません。

終戦

今日、とうとう中日ドラゴンズのリーグ優勝が決定しました。

阪神ファンの私としては、非常に残念なところです。
でも、中日も素晴らしいチームであることは、敵ながら認めざるを得ません。
野球はチームでやるものです。各選手にそれぞれ役割があって、ゲームを作っていかなければならないスポーツです。
打つ、投げる、だけではない、走る、守る、という点で、中日は非常にバランスが取れていたのではないかと思います。

中日ドラゴンズ、おめでとう。。。






・・・でも、来年は・・・

ぜっっったい、負けませんっっっ!!!

天高く、馬肥ゆる秋

前の記事でも、話題にしましたが、ディープインパクトが出走した凱旋門賞がおこなわれ、残念ながら3着と敗れてしまいました。
ただ、競馬というのはこんなもんだと思います。一瞬の判断や、展開のアヤで勝ち負けが変わってしまう世界です。だからこそ、安定した成績を残し続ける、もっと言うと勝ち続けることが、難しいのだと思いますし、それだけ勝ちのあることなのだと思います。

敗因は色々あるでしょう。
しかし、3着に敗れたとはいえ、ギャンブルという観点で見れば、十分複勝圏内です。「馬券になった」という意味では、彼はきっちり仕事をしています。
次が、ありますしね。

こんなニュースも昨日ありました。


《インパクト 来年も現役続行か》

 パリのロンシャン競馬場で1日に行われた、世界最高峰G1レース、凱旋門賞で3着に終わったディープインパクト(4歳牡馬、池江泰郎厩舎)が来年も現役を続ける可能性が出てきた。凱旋門賞のレース後に、池江調教師が「またこういった大きなレースに挑戦したいと思う」と現役を続行させる意思を示唆した。
 このレースに勝った場合は、年末の有馬記念を最後に引退し、種牡馬になるとの見方もあった。最終的な判断は金子真人オーナーらとの話し合いで決まる。 (共同)


ぜひ、来年も現役を続行してほしいです。
昨今は、種牡馬としての価値を高めるために、負け数の少ない内に早々と引退を決めてしまうオーナーや、調教師が多いと言えるでしょう。
はっきり言って、これは「勝ち逃げ」だと思います。競馬をつまらなくさせている大きな原因の一つであると、私自身は思います。

ディープインパクトは、今回負けました。
やられたら、やり返す。
そういう浪花節の世界があっても良いと思います。そういうドラマを実現できる力が、ディープインパクトにはあるのですから。
夢は、来年のロンシャンへ・・・。




そんなこともありつつ、かつて人気を集めた一頭のサラブレッドが引退するそうです。


《ハルウララ競走馬登録を抹消される 高知競馬》
  デビュー以来113連敗を記録した高知競馬の人気馬、ハルウララ(牝10歳)が競走馬登録を抹消されていたことが3日分かった。04年9月から栃木県の牧場で休養し、事実上の引退状態にあった。馬主の安西美穂子さんは「昨秋から引退を考えていた。最後のレースから、走らない期間が長すぎた」と理由を話している。(毎日新聞)


もはや存在すら忘れられつつあった感もありますが、引退するそうです。
人気していた頃のフィーバーぶりも異常でしたし、多くのまともな競馬ファンは、かなり冷めた目で見てた現象ではありました。
さて、ココで問題なのは、ハルウララが弱いとかいうことではありません。
記事にはこうあります。
「馬主の安西美穂子さんは「昨秋から引退を考えていた。最後のレースから、走らない期間が長すぎた」と理由を話している。」と。。。

・・・多くは言いません。言いませんが、こういう馬主(といっても、安西氏がハルウララのオーナーになったのは、ブームになってからですが・・・)の言動を見たり聞いたりしてると、本当に虫酸が走ります。

馬に関わる人々も、十人十色ですね。


プロフィール

たっくんちゃん

Author:たっくんちゃん
冬は雪がドバーッっと降り、夏は盆地なので暑いというところに居住しております。
なにはともあれ、ガソリンの価格低下を、日々願う今日この頃です。

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