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「代打の切り札」たちへ捧げるバラード

昨日、バース日記を読んだことに関連して、少し思うこと。

「代打の切り札」という存在についてです。

代打要員だからといって、誰もがそう呼ばれるわけではありません。
それなりに、そう呼ばれる理由が存在します。

私が阪神タイガースという球団を常々応援してきた中で、思い浮かぶ三人の選手がいます。

川藤幸三、真弓明信、八木裕の三選手です。

彼らはその成績や、代打専門になった経緯など、まるで違います。

川藤は、アキレス腱断裂を機に、代打へ転向しました。
真弓は元々85年の優勝の立役者の一人で、バリバリのスター選手でしたが、年齢とともにスタメン出場の機会は減っていきました。
八木は他選手との競合・怪我などで、スタメンから外れた選手でした。


川藤は、数字こそ一流ではありませんが、常にタイガースを愛し、常にベンチを盛り上げ、「チーム一丸」の核となりました。
真弓は、打って走って守れるという揺ぎ無い実績を背に、すばらしい勝負強さを見せてくれました。
八木は、まさに「代打の神様」という称号にふさわしい集中力を持っていました。


それぞれ色々選手としての性格も実力も成績もまったく違う中で、ひとつ共通するのは、打つ手がなくなった時、「ココ」と言う時に、頼れる存在であったということです。
「この選手が出て、あかんかったらしゃぁないな」という風に、ファンを納得させる選手だったということです。


「切り札」たる所以は、そこなのでしょう。

ファンが、彼らの打席を見て、納得する理由。
それは、彼らが「たまたま代打に起用された一選手」ではないからです。

代打が起用されるのは大抵試合が大詰めを迎えようとする瞬間です。
ゲームを左右する局面だったり、ゲームが終わろうとする絶体絶命の時。
その時、代打で起用される彼らは、その日その時のチームを背負って、打席へと送り出されるわけです。

「代打の切り札」とは、チームの選手たち、監督・コーチ、そして、声を出し続けるファンの期待や願いを、一身に背負うに足る存在でなければならないと思います。
彼らにこそ「ミスタータイガース」という称号はふさわしいのかもしれません。
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冬は雪がドバーッっと降り、夏は盆地なので暑いというところに居住しております。
なにはともあれ、ガソリンの価格低下を、日々願う今日この頃です。

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