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バルク!!コスモバルク!!

ちょっと遅れ気味ですが、うれしいニュースが届きました。


【シンガポール国際航空C】(G1)~コスモバルク快挙!海外G1制覇!

14日(日)シンガポール・クランジ競馬場で行われたシンガポール・エアラインズ・インターナショナル・カップ(芝2000m 13頭)に、ホッカイドウ競馬からコスモバルク(牡5 田部和則厩舎)が参戦。2番手から抜け出して見事優勝、地方競馬所属馬としては史上初の海外G1制覇を果たした。(ラジオNIKKEIホームページより)


久々に元気が出るニュースです。
私も正直、「もうダメなんじゃないか」「燃え尽きた馬なんじゃないか」と思い始めてました。バルクよ、ゴメン。

GⅠを勝ったことがないというだけで、ジャパンカップでは2着になるなど、なかなかの実績を持っている馬だけに、今回の海外GⅠ勝利は、そんなに驚くべき事ではないのかもしれません。
でも、ビックリしました。

まさに、このコスモバルクという馬も人間側のエゴやら思惑やらに翻弄されっぱなしの競走馬です。
そして、その非常に厳しい条件下で、立派な結果を残したことに、感心させられるばかりです。ホントにタフな馬です。

まだまだ現役として走り続けて欲しいのはもちろんですが、将来引退したときには、本当に思う存分休んで気ままに余生を過ごして欲しいなーと思います。

にしても、鞍上の五十嵐冬樹騎手は、心中期するものがあったろうと思います。
「地方の怪物」として、人気を背負った東京優駿。残念な結果に終わったのは、騎手のミスによるところも少なくなかったでしょう。
オーナーは、それに対して隠すことなく非難の声を上げました。
「負けたのは騎手のせいだ」と。

しかし、そんなことを言われなくても、一番それを痛感していたのは五十嵐騎手自身でした。
レース後、「バルクに、悪いことをした・・・」と、顔面蒼白で語りました。

馬を気遣う騎手と、騎手を安直に非難するオーナー。
別に五十嵐騎手のファンでもないんですが、騎手と馬の関係は、想像以上に固いものなのだと思います。だから、オーナーにも、それなりの配慮や、懐の深さみたいなものが求められるのだと思います。


北野ミヤさんという名オーナーがいらっしゃいました。
少し前に鬼籍には入られましたが。
言わずとしれた「メジロ」のオーナーです。
このばぁちゃんの持ち馬に、メジロライアンという馬がいました。
その世代の中では実力№1という評価。でも、2着が多く、なかなか勝ちきれない馬でした。
主戦騎手として乗っていたのは、当時若手の横山典弘騎手。もっと上手い騎手が乗っていたら、もっと勝っていたかもしれません。
でも、北野オーナーは、結局ほとんどのレースに、横山典弘騎手を乗せました。
横山典弘騎手は、メジロライアンに乗っていなかったら、今のような成績を残せていないと思います。(今でも2着が多いですが・・・)

騎手は、馬を調教する立場でもあります。
そして、馬が騎手を育てることも、往々にしてあるのです。
北野オーナーは、そのあたりを理解する懐の深さを持っていたのかもしれません。

ちなみに、メジロライアンの引退式での、北野オーナーの言葉。
「本当に強い馬なんですけどね。人間と同じで運不運があるんだと思います。あたしは強い馬だとは思ってはいましたんですけど、不運なことに皆様のご期待に添えないで2着、2着が多かったんですけど、これから種牡馬として立派な子供を拵えて貰って、自分の果たせなかった夢を果たして貰うように、皆さん、祈ってやってください、応援してやってください。お願いします。」

惜しい人を亡くしたと思います。北野ばぁちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
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冬は雪がドバーッっと降り、夏は盆地なので暑いというところに居住しております。
なにはともあれ、ガソリンの価格低下を、日々願う今日この頃です。

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