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その嘘は、罪ですか。

今日は午前中仕事で、午後フリーだったので、映画を観ました。





県内では、上映が終了していたので、県外の劇場へー。
といっても、片道1時間10分~20分くらい。





以前から、気になっていた「ディア・ドクター」を。








結論から言います。



私が今年観た映画の三指に、確実に入ります。
秀逸です。すばらしい。



結構観る前から、期待してしまっていたのですが、その期待を上回るものでした。





脚本は、かなり練られていると思います。
ムダもないし、リアル。作り物のリアル感ではなく、綿密な取材に基づいた、肌感覚のリアル感があったように思いました。
この監督さんて、おそらく、人間を見る目、観察眼が半端ない。






話の中心となるのは、僻地医療です。






ただ、それを取り上げて「社会派」的な問題作にしているわけでは、全くない。





もちろん、僻地医療の抱える問題が出てこないわけではなく、それもしっかり自然に描かれています。






少し思ったのは、この映画では、僻地の「医療」が描かれているわけですが、この映画に登場する伊野の思いや苦しみは、医療も含めた、僻地における専門家であれば、誰しもが思うことなのではないでしょうか。


みんなの期待を背負って、ありがたいと思う反面、プレッシャーに耐えるという、苦しみをつねに味わい続ける。
間違ってはいけない。でも、「知らない」「わからない」とは言えない。
自信なんてない。でもやるしかない。「やるべき人」が、自分しかいないから。





おそらく、ですが、監督さんの描きたいのは、人間というものというか、単純ではない人間の有り様なんだろうと思います。
印象的なのは、人が倒れようとした時、その人がどんなひとであろうと、思わず手を差し伸べるという感情が、誰にでもあるというエピソード。

人は理性的な判断だけでは動かないし、無意識に、とっさに、そして、巻き込まれたりしていくことで、本来の自分の意思と異なる行動をとったり、それがなにかしらの実体を持ってしまうこともある。



映画のネタばらしになってしまってはダメなので、漠然としか書けませんが、色々「そうだよなー」と納得するところが多かったです。




役者さん的には、鶴瓶師匠は、さすがです。やっぱり天才だと思います。
瑛太もやっぱりいい役者さんだなー。
余さんもいいです。
てか、主要キャストは、みんな良かった。実は、こういうのって、案外珍しいことだと思います。



あと、音楽も良かった。さすがモアリズムですなー。清水エスパー光一さんのピアノ、やっぱりいいです。
「ズブの素人」レベルでは、もちろん全くないです。とてもじゃないけど、キンニク盛盛な人が弾いてるとは思えないピアノです(笑)







特に、変にエモーショナルなシーンはありません。
泣ける映画では、決してないのですが、、、
色んなことを考えて、劇場で落涙いたしました。





ホントに、セリフの一言一言が、考えられてて、そして、いい。

良い作品に出逢えたと思います。





《今日の劇場》

とうとう初めて体験してしまいました。。。
最初から最後まで、観客自分一人という状況。
いい映画なのに、もったいなーい。






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冬は雪がドバーッっと降り、夏は盆地なので暑いというところに居住しております。
なにはともあれ、ガソリンの価格低下を、日々願う今日この頃です。

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