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「江夏の21球」

楽天vs阪神の3連戦は、結局阪神の負け越し。。。
ショックがでかいわけですが、結果は結果として受け止めるしかありません。

そんなこんなで、気分転換にサラーッと読書。
この三日間の記事のタイトルとしてもじってきた山際淳司の本「スローカーブを、もう一球」をば。
読めば読むほど、惜しい人を亡くしたなーと思います。

スポーツライターという方は、今もそれなりにいらっしゃって、各メディアで発言やら記事やらを目にする機会も多いのですが、山際淳司はやはり頭一つも二つも抜けた存在かなと思います(個人的には)。
NHKの「サンデースポーツ」に出てたのが懐かしいなー。

ライターですから、対象を客観的に観て、分析して、問題点を明らかにすることは、確かに必要なことです。ある種の紋切り型の評価を下して、視聴者にわかりやすく説明するのも、メディア人としては当然んちゃ当然なのかもしれません。
ただ、それだけで、スポーツライターは良いのか?とも思います。ま、誰のこととは言いませんけどね。

山際淳司の場合、まず出発点が、選手たち、アスリートたちへのリスペクトであると思います。
プロスポーツに限らず、アマチュアにおいても、ある程度トップレベルにある競技人は、普通の人ではとてもでないけどできないことを、「普通に」やるわけです。当たり前に。
もちろんその背景には、気が遠くなるような練習の日々があるわけです。そうした選手たちへの敬意が、まず前提にあって書かれている話が多いような気がします。
あと、その競技自体を、すごく好きになってこそ書けるんだろうなーと思う話も多いような気がします

昨今跳梁跋扈するライターの中には、愛のない批判をおこなう方、単に知識をひけらかすだけの方が、少なくないかもしれません。
気のせいであれば良いですが・・・。

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阪神残念でした。
好ゲームではなかったかもしれませんが、いずれも接戦で見応えのある試合でした。

山際淳司は良いですね。
名前を音読みする人などと比べると、住む世界が違っています。

少々話がずれますが、リスペクトで思い浮かぶのは松村邦洋です。
この人のモノマネは非常に濃くて、万人受けするものではありません。
でも、非常にすがすがしく感じます。
というのは、モノマネをする相手に対する愛情に溢れているからです。
自分の世界に入り、周りの静止を聞かずに、野球ネタ(達川の「あのねのね~」がスキ)や金八先生一人芝居(加藤優の「オレは腐ったミカンじゃねえ!」とか)をする松村には、神々しささえ感じます。

松村が阪神の選手たちを描いた「ボクの神様」という画集があります。
これが熱い。
似ている、似てない、の問題ではない。
とにかく熱いのです。
ここからは躍動する選手たちの姿が手にとるようにわかります(これがまた暗黒時代の選手が多いというのも涙・・・)

何かを表現するというのは、最後は技術じゃないのではないか、と思います。
山際さんは技術と愛情、どちらも持っていたということなのでしょうね。

何かを評する時は、特に思い入れのあるなしによって違いが出てくるのかもしれません。
愛のない批判は、単なる誹謗中傷になってしまいがちですし、そういうのは聞いてて(もしくは読んでて)心地の良いものでは決してありません。

山際淳司を読むと、すがすがしいというか、爽快な読後感があるのは、「この人、ほんとにスポーツが好きなんだろうなー」と思えるからというところがありますね。それを表現するには、それなりの筆力が要求されるわけですが。
「文章は心で書くものだ。しかし、それを表現するためには、技術が必要だ」といったところでしょうか。
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Author:たっくんちゃん
冬は雪がドバーッっと降り、夏は盆地なので暑いというところに居住しております。
なにはともあれ、ガソリンの価格低下を、日々願う今日この頃です。

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